忙しすぎて本を読む時間もない!って方もいるかもしれません。
今回はちきりんさんという社会派ブロガーの方が書かれた『自分の時間を取り戻そう』という本を読んで感銘を受けたのでその本について書きます。会社員、主婦、フリーランス、経営者どなたでも読んでいただける本になります。
結論は毎日忙しくて、自分の時間がないっていう全人類が自分の時間を取り戻す方法が載っています!生産性をあげようという本です。
本の中でも紹介されているのですが、同じように4人の登場人物が出てきます。
登場人物
1人目
会社員 マサキ
大企業に勤めるサラリーマン。若くして出世しており部下も持っている。仕事の量が出世したため膨大な量になり、仕事が夜の12時を超えることもある。結婚もしており、奥様より早めに子供が欲しいと言われているが、仕事のこともあり、それどころではない。父も体調に不安があり、何かあったらどうしようもできない状態にある。
とにかく頑張るという思考停止状態にある。
2人目
主婦 ケイコ
主婦兼会社員 夫と小学生の子供を持つ。仕事も家庭両立させたいが時間がない。家のローンもあり、仕事を簡単に止めることもできない。家事、仕事全てに追われている毎日。
全てのことを完璧にやろうとしている状態
3人目
フリーランス 陽子
会社員として働いていたが、フリーランスとして独立。フリーランスとして低単価の案件をこなしてつつも毎日忙しく働いている。自由を求めて会社を辞めたが、フリーランスの方が忙しい時もある。低単価の案件を断ればいいが、断ったらもう仕事はないんじゃないか?という不安で納期ギリギリの低単価の案件をこなす。
不安感が強くNOと言えない状態
4人目
起業家 勇二
大学3年の時に起業。会社は勢いを増し、株式会社化にも成功。事業は順調だったが、勢いを増して成長していくなかで、起業時よりも明らかに仕事のスピードが落ちている。社員も30名に増やしているがいくら増やしても全く人が足りない。みんな真夜中まで仕事をしても成果が出ず焦りを感じ始めていた。
長い時間働くことによって問題を解決しようとしている状態。
これら4人の本質的な問題はなんでしょうか?
【結論】:生産性が低い
4人の共通して言えることは『生産性が低い』ということにあります!
時間に対して、やるべきことが多ずきるという状態です。24時間という限られた1日の中で全てのことを全部やり切るというのは無理です。
1日を30時間にするアイテムとかはないんですね。。決められた時間内(24時間)をどう使うかが大切ということです。 やらないことを決めてやるべきことが決まったらそれをいかに短い時間で成果を出すか?を考えないと生産性は上がりません。
私が感じた読んで思ったこと。
自分はサラリーマンなのでどちらかというと時間の生産性をあげるというよりは下げて時間いっぱい働いて、あわよくば定時が過ぎて残業代がもらえればなぁ~なんて思っている派でした。
生産性を上げて変な仕事を振られても嫌だしなぁーって気持ちでした。
ですが、サラリーマンでもどんな人でも生産性をあげることは大切とこの本から学びました。
残業代を目的にすることの何が悪いのか?
- 労働市場的な働き方ができていない
- その仕事を好きでない可能性がある
労働市場的な働き方とは、どんな会社でも通用するような働き方ということです。つまり、生産性を上げる働き方はどんな会社でも通用するということです。
今の会社にいる必要がなく、年収が高い会社や休みがしっかり取れる会社へと転職できる可能性も高まるということです。
世の中が求めている水準での働き方を身につけておくと自然と選択肢が増えて自分も楽になります。
また仕事が好きな仕事であれば、生産性を高めて仕事に取り組み、違う経験を得られる違う仕事にも挑戦したいと思うはずです。
今の仕事の生産性を上げる働き方をする▶︎時間に余裕ができる▶︎別の仕事をする▶︎生産性を上げる▶︎時間に余裕ができる▶︎別の仕事をする
この循環が大切であるということです!
私自身は時間的な生産性はできてきていると思いますが、今の仕事を前のめりで取り組むことはできていません。
時間的な生産性は副業を始めてから考えるようになりました。本業しっかりやって副業もしっかりやるってなかなか身体的にも精神的にもしんどいです。
なので本業は何をして、するべきことの効率をいかに上げるかを考えてきました。また家事もどんどん時間を増やせる時短家電などにしていき、副業の時間も確保ができています。
本業もしっかり見直していく必要があると感じました。
自分の時間を作るように考えていかないと世の中は人の時間を平気で奪っていきます。お金を奪われるのはみなさん嫌がると思いますが、時間は別にいいやーって人もいると思います。
お金は銀行口座というすぐ目に見えるようになっているので減った、増えたというのが一目瞭然ですが時間はなかなか実感しにくいです。そのためにも1日をどんなことに使っているのかを紙に書き出して、可視化して、何にどんな時間を使うべきかかんかえていきましょう!
生産性が上げる方法は
- 現状の結果を残しつつ、それに割く時間を減らす
- 現状の時間を投資しつつ、今よりもっと成果を上げる
この2つが主なやり方です。
この本にはもっと詳しく、具体例や生産性を上げる方法が載っていますのでぜひ手にとってみてください!
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