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文系出身の私が製造業の営業について感じる苦労や楽しいこと

2022年12月3日

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文系出身で製造業の営業職ってできるのかな?

こんな悩みの方に向けて記事を書いていきます。

私は製造業の営業職をして7年が経ちます。

しかも生粋の文系です。

電気ってなんですか?、半導体ってなんですか?ってところからスタートして7年が経ちました。

文系から製造業へこれから行こうと思っている方には参考になる記事です。

文系の私が製造業の営業で苦労したこと

まずは苦労したことです。

会話についていけない

一番苦労したことは、お客の会話についていけないことです。

1年目は自分が何を売っているかもわからない状態でしたので、本当に困りました。

電気に関する質問をされると大汗をかいていました。

「確認します!」とだけしか伝えることができずに自分ってなんのためにいるんだろうと思う毎日でした。

お客の悩みがわからない

これもそもそも電気がわからないに通じることなのですが、

お客がそもそも何に悩んでいるのかをわからないのです。

なのでどの製品をPRすればいいかがわからず、本当に辛かったです。

たとえば、車の営業職であれば小さい子ども持ちの家族が車を買いにきたときに

「今乗っている車は小さくて乗り降りがしにくそうだから、大きくてスライドドアの車をおすすめしてみようかな?」

などと予想が立てることができますよね。

でも製造業の方々が普段どんなことに悩んでいるのかが全く想像がつかず苦労した経験があります

覚えることが多すぎる

文系から理系色強めの業界に行くわけなので覚えることが多いです。

  • 電気とはなんなのか?
  • PLCってなんなのか?
  • リレーってなんなのか?
  • 制御盤の役目

無数にあります。

新しいことを覚えるのが好きな方は向いていると思います。

文系の私が製造業の営業に就いてよかったこと、メリット

一方でよかったことやメリットについてです。

お客にわかりやすい言葉で説明できるようになる

全くわからないところから業界に入っているので

専門的な用語を使わず営業ができます。

お客の方が詳しいんだから専門用語で話せるようになった方がいいんじゃない?

確かに、詳しい方もいますが電気にそこまで詳しくないお客もたくさんいます。

むしろ専門用語を使われることに苦手意識があるお客のが多いです。

お客にわかりやすい説明!と言われることが多くなります。

お客の困っていることがわかった時、解決できた時が嬉しい

これは製造業の営業に限った話ではありませんが

お客の課題がわかり、解決できたときの嬉しさはすごいです。

自分もやっと製造業の一員になれたという感覚、実感があります。

今まで何にもわからないままやっていた分その嬉しさが倍増します。

勉強することが尽きない

製造業は勉強することが無限にあります。

苦労したことでもあげましたが、私は新しいことを学ぶのが好きなのでよかったこととしても

あげています。

製品の基礎はもちろん、海外情勢、各メーカーの強み、法律の動きなどなど

アンテナを高く持たないといけないので常に高みを目指していけます。

どうやって知識をつけていったか?

文系出身の私が製造業で営業してきた中でやっておいてよかったことです。

YouTubeで情報のインプット

製造業で仕事をする上で専門的すぎてわからないことがあってもYouTubeで検索をかければ

だいたい説明動画が出てきます。

それを見ればイメージがつきます。

説明動画内でもわからない言葉が出てきたら、それをまた検索かけます。

そうやってどんどん知っている単語を増やしていきます。

お客と話す時間を多くとった

仲良くなんでも話せてるお客を1人見つけましょう。

そのお客になんでもわからないことを聞きましょう。

そうすればだいたい教えてくれます。

営業としての威厳もなくなる可能性があるのでそこはよく見極めが大事です。

まとめ

文系でも製造業に携わっている人はたくさんいますよ。

大丈夫です!

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