

こんな悩みを持っている方いると思います。
子ども一人にかかる教育費は1,000万円とも言われています。
私も不安でした。
しかし、しっかり知識をつけていき、やっておいたほうがいいことを知れば
結論:手取り20万円でも子どもを育てていくことができます。
この記事を見れば
- 子育てへのお金の不安がなくなります。
- 手取り20万円をどのように使うべきかわかります。
ではいきましょう。
今回は「手取り20万円子育て家族の貯金の教科書」という本に基づいて紹介します。
受け取れるお金を忘れていませんか?
子どもにかかる費用は全て自分で支払うことはありません。
国や各自治体が用意している手当や補助金があります。
代表的な補助金や手当をここでは紹介します。
入園料に対する補助金
幼稚園の入園料に対してお金が出る自治体がほとんどです。
自治体によってまちまちですが、7,000円〜100,000円程度でるところもあります。
児童手当
全ての親が受け取れる手当です。
0歳〜3歳は月15,000円出ます。
3歳〜15歳(中学校卒業まで)は月10,000円出ます。
家庭の所得が多いと減ることもありますが、だいたいの人は上記の金額もらえます。
上記を合計すると198万円になります。結構大きいですよね!
現在はコロナ禍ということもあり、いつもよりプラスで手当や補助金を出している自治体もあります。
私の住んでいる自治体では1人につき、7万円臨時手当が出ると案内がありました。
このように自治体によってですが、お金を多少なりとも出ます。
勤めている会社の福利厚生などでも手当があるかもしれませんよ。
一気に1,000万円かかるわけではない
子ども一人には教育費1,000万円かかるってよく言われますよね。
確かに本書でも、幼稚園〜高校卒業まででざっくり500万円〜800万円かかると言われています。
なのでここに大学を含めたら1,000万円は超えてしまいます。
でも大丈夫です!
トータルで1,000万円近くかかるというだけで一気に1,000万円かかると言っているわけではないのです。
詳しく見ていきましょう。
イニシャルコストとランニングコスト
教育費にはイニシャルコストとランニングコストがあります。
- イニシャルコスト・・・最初だけかかるお金 例:入学金、制服代、カバン、体操着など
- ランニングコスト・・・毎月かかるお金 例:授業料、給食費、PTA会費など
これらを分けて考えることが大事だと言っています。
例えば、イニシャルコストだけを考えたとします。
イニシャルコスト(最初だけかかるお金) | |
私立幼稚園 | 10万円 (入園料、制服代、カバン) |
公立小学校 | 1万円 (ランドセル代、体操服代) |
公立中学校 | 10万円 (制服、ジャージ代) |
公立高校 | 19万円 (私立の受験費、制服代、入学金) |
私立大学(文系4年制) | 90万円(大学の受験費、入学金、前期の授業料) |
イニシャルコストだけ考えるとトータル130万円になります。
児童手当が合計198万円受け取れるのでイニシャルコストは自分の財布から出さなくてOKということです!
ここまで分解してみるとなんだか余裕じゃね?って思ってきませんか?
大学の入学前に300万円用意しておくべし

そんな風に思っている方もいるでしょう。
確かに文系4年制大学では4年間で500万円〜700万円かかると言われています。

そう不安に思う気持ちもわかりますが、大丈夫です。
これを一気に用意するのは難しいのでとりあえず大学入学前までに300万円貯めることを本書ではおすすめしています。

理由は大学生になった時には一人暮らしをする人も多いので、その引越しや下宿初期代を払う費用+入学金+前期の授業料を払えるだけの費用を見ておく必要があるからです。
300万円あれば大学への進学は安心です。

本当でしょうか?また分解して考えてみましょう!
まず大学進学までのイニシャルコストのトータル金額は130万円でした。
大学の入学費用等は70万円平均でかかりますので、130万円から引きます。
130万円-70万円=60万円 (幼稚園〜高校卒業時までのイニシャルコストの費用が60万円)
児童手当の合計支給額が198万円でしたよね。
なので198万円-60万円=138万円です。
つまり、児童手当をイニシャルコストのみに使うと決めていた場合は、
高校卒業時には手元に138万円残っているよということです。
大学入学時に目標としていた金額が300万円でしたので、300万円- 138万円=162万となります。
自力で162万円を大学入学時にまでに用意できればいいのです。
これってどう思いますか?
大学入学するにはどんなに早くても18歳からなので、18年間で162万円貯金できればいいのです。
1年で9万円貯金を生まれたときからしてすれば、18年後162万円貯まっています。
もっと言えば1ヶ月7,500円貯金をすれば、いいのです!

確かにそうですよね。
本書の結論はそれはどうにかなるです。w
なぜどうにかなるかというと、子育てをする上で負担が一番大きいのが「習い事」だと筆者は言っています。
塾や水泳、英語や習字これらが家計を圧迫する一番の原因と言います。
大学生近くになれば習い事はしていないし、その分を4年間の授業料に当てれば問題ないと言います。
習い事の費用を無駄にしない!
幼稚園〜高校生までの習い事にかける費用ですが月に2~3万円使っているという方が多いです。
子どもの習い事の費用はいくらが目安?子どもと親の双方が納得する習い事の決め方は?
年間24万円〜36万円です。
10年もやれば240万円〜360万円です。
この費用が家計を苦しめていることも多いと言います。
やめ時を見逃さない
子どもの習い事はやめ時を見逃さないようにしましょう。
- 明らかにイヤイヤ行っている
- 親が必死になりすぎて子どもがついてきていない
こんな時は要注意です。
子どもは他人がやっていることをマネしてやりたがります。
それは本心で楽しんでいるのか、単に周りと合わせているだけなのか。
親の目で判断しましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
まとめ
- 子どもには手当や補助金が出るので、全ての金額を自分で払うわけではない(自治体で要確認!)
- 子ども一人に1,000万円かかるのは本当だが、1,000万円が一気にかかるわけではない
- 子どもにかかる費用はイニシャルコスト、ランニングコストを分けて考える
- 子どもが大学入学前までに300万円貯めておくと楽!
- 子どもの習い事が一番の支出!しっかり見極めた上で習い事を選ぼう!
以上です。
私のブログでは、節約術や稼ぎ方に関する情報を発信しています。
少しでも家計を楽にする方法をご紹介しています。
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本記事はこちらの本を元に書いています。
