やめる勇気を持とう

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『やめる』という選択 を要約しました。【人生に「やめる」という選択を持つだけで今が良くなる】】

2021年7月22日

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本記事は、澤円さんの著書「やめる」という選択について要約していきます。

本書はこんな人にオススメです。

人生を良くしたいと思い、行動するけれど色々な壁に当たって結局うまくいかない人

  • 行動はしてるいるんだけれどうまくいかないんだよな・・・
  • いろんなやることに追われて結局3日坊主で終わるんだよな・・・

あなたにはこんな悩みありませんか?

私もよく感じることがあります。

  • 行動はしているんだけれど、結果が出ない・・・
  • 毎日が同じことの繰り返しでマンネリ化している

本書を読んで実践すればこうなります。

  • 新しい自分に会えます。
  • 毎日ワクワクしなから生活ができます。
  • 充実感に満たされて1日を終えることができます。

どうすればこうなれるのか?

結論は【「サンクコスト」を発見してやめること】です。

 

悩む人
サンクコストって何?なんだか難しそう
しっかりご説明していきますのでみていきましょう!

 

行動するけれど、なかなかうまくいかない人は人生の『サンクコスト』に問題がある

サンクコストとは何か見ていきましょう!

サンクコストとは何か?

サンクコストとは、「埋没費用」とも呼ばれます。

これは回収できない費用、やり続けていると損失が拡大する恐れのあるコストのことです。

悩む人
意味がわからないよ・・・

具体例でいうと

  • せっかくここまで頑張ったのだから
  • せっかく大企業に入れたのだから
  • せっかく続けて来たのだから

このようなことをサンクコストと呼びます。

かんたんにいうと、過去を引きずって今の行動に制限をかけていることです。

「せっかく〇〇だから・・・」というのはまさに典型例です。

大企業に入った人が現状が嫌にあるのにも関わらず、「せっかく大企業に入ったのだから、やめるのはもったいない」と考え会社に残り続けるイメージがわかりやすいでしょう。

 

上記がわかりやすい典型例ですが、過去の成功体験も「サンクコスト化」します。

例えば、

「ある営業マンが取引のあるお客さんを全て営業訪問して、過去に売上を3倍に伸ばした実績がある」

このような成功体験をもった営業マンがいたとします。

するとこの営業マンは「とりあえず訪問をすれば売り上げが上がる」という思考になります。

こうなるとITを使った営業方法や最新の機器を使った営業方法を受け付けません。

こうなった時点でサンクコスト化する恐れがあるのです。

 

リセットがかかり続けるこの世の中でサンクコストは無駄でしかない

 

コロナウィルスが世界中でパンデミックとして流行し、世界中の常識や習慣を変えてしまいました。

テレワーク、時差出勤、リモート会議などが出現し、人が移動できない中でも仕事をスムーズに進行するツールが出現しました。

コロナウィルスが終息した後には完全になくなってしまうでしょうか?

おそらく残り続けるはずです。

 

そんな中、「昔はこうだった・・・」とか「前はこの方法でうまくいった」などと過去に固執してしまうと「サンクコスト」となり今の自分の行動の重りとなってしまいます。

 

大切なのは、これからどうするか?を考えるだけです。

 

でもすごく昔の自分にリセットをかけるのは怖いですよね?気持ちすごくわかります。

過去の自分を全否定されたような気持ちになり、どうにか昔の経験や知識が無駄ではなかったことを証明したくなってしまいます。

でも新しいことをすることは、過去の自分を完全に捨てる訳ではありません。

むしろ、時代に伴って変化している証で過去の成功体験も経験となっていきてくるはずです。

 

今後も過去の常識や習慣を覆すような世界的な何かが起こります。

その中で過去に固執してサンクコスト化してしまうのは無駄でしかありません。

 

サンクコストを解決するには『やめる』こと

 

サンクコストを解決するには「やめる」ことです。

勇気がいることもあるかもしれません。

でもその勇気はきっと将来のあなたをよくしてくれるはずです。

 

本書では、具体的にサンクコスト化しやすいジャンルを4つに分けて説明しております。

具体的にやめること

モノ

「モノ」を辞めるとはどういうことでしょうか?

これは捨てられずに溜めてしまっているということです。

  • せっかく買ったんだから
  • これ高かったしな〜
  • 捨てたらもったいない

こういう感情によりモノもサンクコスト化します。

自分のマインドの重荷になります。

捨てるのが難しい人は、人にあげる、売るを上手に使いこなしていきましょう。

「いつか使う」のいつかは来ません!

 

人間関係

人間関係もサンクコスト化します。

  • 高校時代の部活動の仲間だから・・・
  • 元クラスメイトだから・・・

このような感情だけで付き合っている状態ならば、その関係はサンクコスト化しています。

こういう感情での付き合いは一切断ち切りましょう。

 

悩む人
そんなかんたんに嫌って言えないよ

人間関係は変わりゆくものです。

付き合いをやめたからといってその人に価値がなくなった訳ではありません。

あたりさわりない理由をつけて断りましょう。

そうしないとサンクコスト化して自分だけの人生がうまく回っていきません。

 

お互いに価値を提供できる関係かどうか?

 

ここだけに注目して見直してみてはいかがでしょうか?

 

仕事

仕事は「貢献する」ことを第一に考えてやっていきましょう。

貢献とは自分が所属している会社、社会、お客さんのために自分は何ができるのか?と考えることです。

NAOYA
これがどうサンクコスト化と関係あるの?

つまり、何かに貢献できてないことはやめましょうということです。

例えば、会議に出席する場合、その理由が「昔から出ているから」や「出ないと怒られるから」である場合はサンクコスト化しています。

上記の場合は、会議を出るのはやめましょう。そして自分の得意で貢献できることをしましょう。

「自分は営業が得意だから、会議は出ないでお客さんとアポイントを取ってくる」

こうすることでサンクコスト化をやめることができます。

 

悩む人
そうはいっても無理な会議もあるのだよ
わかります。私もサラリーマンなので感じたことは1度や2度では済みません

これに対する著者の澤さんの答えです

実際に一度でもやめようと試しましたか?

 

私は確かに、一度もこういう行動することなく出席しなければいけないものとして勝手に認識していました・・・

実際に行動してみないとわかんないんです!

 

他の貢献できる行動をしても評価されない会社であれば、それこそ転職を考えるべきと澤さんは言います。

確かに上司のマインドがサンクコスト化しているので、そんな場所にいても意味ないです。

 

夢や目標

あなたには、若い頃から持っている夢や目標はありますでしょうか?

  • 将来は英語ペラペラになって海外に住むんだ!
  • 南国であまり仕事をせずにゆっくり過ごしたい!

そんな夢や目標もサンクコスト化しやすい可能性を持っています。

 

若い頃に持った夢で今のあなたの行動は縛られていませんか?

夢は目標は自分にあった方法で、あまり固めすぎない方がいいと著者の澤さんはいっています。

 

「今自分が好きなこと」「今自分が情熱を持てること」に集中していきましょう。

 

過去に立てた夢や目標が叶わなくても大丈夫です。

人の考えや習慣は時代によって変わります。

モヤモヤを感じているならやめてしまいましょう。

 

これらをやめてありたい自分を手に入れ、人生を切り拓こう!

いかがでしたでしょうか?

私たちの生活の周りにはサンクコスト化しやすい物事が非常に多いのです。

過去に固執しすぎると今の自分、将来の自分を苦しめることになります。

「モノ」、「人間関係」、「仕事」、「目標」

ぜひ何か1つからでもいいので、やめてみてはいかがでしょうか?

 

私も本書を読んで次のことをやめました!
  • 無駄な服を10着捨てました。
  • 高校時代の野球部の結婚式を丁寧に断りました。

仕事では実際に会議に出ることをやめて、営業活動をしようと思っています。

オススメの本となっておりますので、ぜひ下記リンクからどうぞ!

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