

こんな疑問をお持ちの方に記事を書いていきます。
出産にはやたらと様々な金額がかかります。
お金が足らなかったらどうしようと考えている方もいるかもしれません。
4ヶ月前に妻が出産をし、ようやく全ての金額の清算が終わりました。
今後、出産を控えている方の参考になればと思います。
この記事ではこれらがわかります。
- 帝王切開や出産にかかる費用
- 高額医療制度について
- 民間の保険には入った方がいいのか?
順に解説していきます。
帝王切開にかかった費用
帝王切開にかかった費用はトータルで「580,450円」でした。

全部自腹になるわけではない
58万円を全て自腹で払ったわけではありません。
まず58万円の内、42万円は健康保険から出ます。
これは個人事業主などが入る国民健康保険であっても、会社員の方が入る健康保険であってもどちらの方でも42万円出ます。
つまり全員42万円は出ます。
58万円-42万円=16万円は自分で払ったってこと?
一旦は自分で払いました!

高額療養費制度を使う
ただ、「一旦」はというところがポイントです。
高額療養費制度という制度を使います。
この制度は1ヶ月の医療費が一定の金額を超えた場合に申請を出すと限度を超えた部分に関しては返金しますよという制度です。
つまり、一ヶ月の間の医療費高くなったら言って!国が後からお金出すから!という制度です。
高くなったらってどれくらいの金額だったら国が出してくれるの?
年収によって変わってきます!

自分の年収を見て、この式に合わせて計算すれば自己負担の金額が計算されます。
例えば、標準報酬月額30万円くらいの会社員(40歳)が、総医療費40万円(病院での支払い約12万円(3割負担だから))の治療を受けた場合、上記表の式にあてはめて計算すると自己負担限度額は81,430円となります。
80,100円+(400,000円-267,000円)×1% = 81,430円
ざっくり10万円ぐらいの自己負担になる人が多いので、10万円程度の自己負担と覚えておくといいでしょう。
申請方法
申請は会社の総務部などに聞けばその後の手続きまでしっかり教えてくれます。
振り込み金額
申請からおよそ4ヶ月後に約80,000円が振り込まれました。

家族高額医療費
これがいわゆる高額療養費で国が後から払ってくれた分になります。
家族療養費付加金
これは私もよくわからなかったのですが、調べてみると自己負担の金額が25,000円を超えた人に払われる仕組みであるとのこと。
まあもらえるものはもらっておくスタイルです。国の保険はすごい。
民間の保険は入っておいた方がいいのか?
私の奥さんの場合、民間の医療保険にも入っており、今回の場合「手術」「入院」の時に備えた保険に入っていました。
下記にまとめました。
トータル払った金額
毎月の保険料
月/3,510円
これを3年間支払い続けました。 合計 126,260円
出産にかかった金額
580,450円 上で示した通りです。
トータルで返ってきた金額
民間の保険を使った
民間の保険で「手術」「入院」に備えた保険で220,108円返ってきました。
健康保険
健康保険で42万円の補助 (上記の通り)
高額医療費制度
高額療養費制度で81,460円(上記の通り)
まとめるとこんな感じです。
かかった金額 合計 : 706,710円
返ってきた金額 合計 :721,568円
14,858円のプラスでした。
結局民間保険はどうすればいい?
私は結論いらないと思っています。
なぜなら、上記で見ていただいた通り保険に入っていたとしてもそんなに素晴らしく儲かった訳じゃないんですよね。
私の場合はたまたま、入った時期とかかった金額がよかっただけです。
保険に入ってすぐに出産すれば儲かるって思うかもしれませんが、出産が近い方は基本保険に入ることができません。
民間の保険は利益を追求しているので、うまい話はありません。
私の結論としては月の民間の保険に払っている保険料を貯金に回して、大きくお金がかかったら国の制度を利用しようです
まとめ
いかがでしたでしょうか?
帝王切開でかかった費用と保証をまとめました。
焦って民間の保険に大量に加入したりする必要はありません。
国が手厚い保証を用意しています。
出産前の不安を少しても解消できれば嬉しいです!