
こんな方に対して、記事を書いていきます。
私の妻の保険を見直し、解約をしました。
妻と話し合いをして決めた結果です。
年間トータル7万円程度の節約になりました。
今回の記事では
- 妻の保険料を見直す前と後の保険料の変化
- なぜ、解約や見直しをすることになったか?
- 万が一にケガ、病気、死亡の時はどうするか?

その前に家族構成です。
- 私(=28歳)
- 妻(=28歳)
- 息子( =3ヶ月)

生命保険
まずは、死亡保障に関してです
見直し前
毎月の保険金:3,017円
内容:妻が死亡時に私に月15万円入る保障
見直し後
毎月の保険金:1,570円
内容:妻が死亡時に私に月10万円入る保障
減額した理由
死亡時に毎月15万円→毎月10万円にしました。
なぜ、減額としたかというと遺族年金の存在です。


ざっくりとした計算ですが、
子どもがいる家族の妻か夫が亡くなった場合で子どもが1人の場合
年間約100万円が子どもが18歳になるまで出る制度です。
国民年金や厚生年金に入っていれば全員出ます。

そう思えたので減額しました。
詳しくはこちらをどうぞ
引用:【強い味方】結局いくらもらえる?「遺族年金」について分かりやすく解説
医療保険
見直し前
毎月の保険料 3,525円
内容
- 無解約型返戻金型終身医療保険
- 入院日額 1日/5,000円
- 手術保証 100,000円
- 入院一時給付特約 50,000円
- 通院特約 1日/3,000円
- 女性疾病入院特約 5,000円
見直し後
解約のため0円
解約した理由
下記の2点の理由です。
- 貯金のが病気時にも健康時にも備えられるから
- 高額療養費制度の知識
保険はもちろん病気の時は保証を出してくれますが、健康の時はもちろん何にも保障でませんよね。
なんかそれって病気になった方がお金もらえるという「不幸の宝くじ」みたいじゃないですか?

そんな方にオススメなのが貯金です。
仮に保険料を全て貯金に回したとすると・・・

10年間入れば、42万にもなります。
保険料を毎月払えば、病気時にこの42万円は戻ってくるかもしれません。
でも健康であった場合はこの42万円は消えます。
さらに病気で入院、手術をしたからといって保険が出るとは限りません。
なぜなら保険の適用条件はかなり事細かく設定がされています。
「この病気なら保険出るけれど、この病気は保険対象外になります」
こんなことを保険会社から言われる可能性だってあるのです。
病気でも健康でもどっちでもお金が手元に残るのが貯金だと思えましたので貯金することにしました。
2つ目は高額療養費制度についてです。
高額療養費制度とは1ヶ月の医療費の負担が限度額以上になったときにお金が返ってくる制度です。


ざっくりですが目安として月収30万円の会社員が1ヶ月の医療費が300万円だとすると
だいたい自己負担額が8万円程度で済みます。


ざっくりとした計算方法はこちらです。

高額療養費簡易試算(平成27年1月診療分から:70歳未満用)

注意ポイント
高額療養費制度には注意点がありますのでまとめました。
- 支給されるまで3ヶ月かかる
- 医療費のみにかかるので差額ベット代や入院中の費用に関しては出ない
支給されるまでには3ヶ月かかるので最初は一括で払う必要があります。
また、差額ベット代は医療費には含まれません


一括でまとまった金額で払えない時は前もって高額療養費の申請を出すことができます。
そうすると、3ヶ月待たずに窓口での負担額がもうすでに制度が適用された金額で請求されます。

差額ベット代に関しては同意をしなければ請求されることはありません。
病院都合などであれば、支払わなくてもOKということになっています。
つまり同意しなければ大丈夫です!

高額療養費制度の対象外の費用を補填する目的なら、医療保険は必要ですか?
がん保険
見直し前
毎月の保険料 1,155円
内容
- がんと診断されたとき 500,000円
- 2回目以降の診断 500,000円
急性心筋梗塞脳卒中を原因とする20日以上の入院と手術
- 初回500,000円
- 2回目以降500,000円
見直し後
解約しました。
解約した理由
がんの治療費は平均して115円程度なので貯金した方がいいと思ったからです。
がんの治療費は平均すると115万円程度であると言われています。
そこまで大きい金額ではないと思っています。
がんになる確率は60歳までで7.4%となっております。
医療保険同様に貯金であった方が有効に使えるのではないかと思い解約しました〜

トータル節約金額
見直し前 | 見直し後 | |
生命保険 | 月/3,017円 | 月/1,570円 |
医療保険 | 月/3,525円 | 0円 |
がん保険 | 月/1,155円 | 0円 |
月合計 | 月/7,697円 | 月1,570円 |
年合計 | 92,364円 | 18,840円 |
年の節約金額 | 73,534円の節約!! |
まとめ
いかがでしたでしょうか?
保険は「滅多に起きないけれど、万が一起きたら一生を棒に振る」ことにかけるべきだと思っています。
日本の公的保険がめちゃくちゃ手厚いので普通に100万円ぐらい貯金があればどうにでもなります。
貯金がなくても生活保護などの制度もあります。
医療費で一生を棒にすることは考えにくいです。
「滅多に起きないけれど、万が一起きたら一生を棒に振る」
これを基準に保険選びをすることがオススメです。